花粉症と妊娠の関係
こんにちは、ナツコです。
やっとマスクから解放された!
と思っていたら
また街中にマスク姿が増えましたね。
そう、アレの季節です…!
ということで今回は
花粉症と妊娠力についてお話します。
花粉症って妊娠と関係あるの?
って疑問に思うかもしれませんが
花粉症が不妊に
直接影響しているわけではありません。
ポイントは
アレルギーが出やすい体質が
妊娠を妨げている場合がある
ということ。
アレルギー改善は
ぜひ妊活に取り入れてほしい
というか、
アレルギー改善で
妊娠体質も手に入るんです。
その為にもまず
花粉症について理解すること。
花粉症というと、
今まで多くの人が信じていた
「コップの水があふれるように
許容量を超えると花粉症になる」
という「コップ理論」がありますよね。
これを信じていると
いつかコップがいっぱいになる時が
必ず来る、ということになります。
でもこの理論では
年によって花粉症の重さが違う、
途中で治ったという人がいる、
小さな子でも発症する、
などの説明がつかない
と思いませんか?
私はスギやヒノキの多い森林近くに
何十年も住んでいますが
今まで一度も
花粉症になったことがありません。
一方、同じ環境で暮らす弟は
幼少の頃からひどい花粉症です。
更に母親は一時スギの花粉症に悩み
一旦落ち着いた後、数年前からは
ヒノキの花粉に悩んでいます。
そこで最近では
花粉の量や外的要因が
体の免疫力を上回ると
花粉症が発症するという
「シーソー理論」も
出てきているようです。
それもわかりやすいのですが
私は「穴の開いたコップ理論」が
イメージしやすかったので
ご紹介しますね。
「コップ理論」同様に
花粉症をコップに例えますが
コップには穴が開いていると考えます。
その穴から水(花粉)は洩れ出ていて
入る水がなくなれば水は出るだけなので
花粉の季節が終わると
症状が落ち着きます。
「穴の位置」は一定でなく
免疫力や鼻の過敏度により変化していて
花粉に対する抗体が多く
過敏度が高いと反応が強くなり
穴の位置がコップの上の方だったり
穴が小さかったり
もしくはコップそのものが小さいと
水が少し注がれただけで溢れ
アレルギー症状が現れるという考え方。
だからまず、今花粉症の方は
自分が治すことができない花粉症だ
という思い込みを外して
自分だけのコップを持っている
という認識に変えてみてください。
もしかしたらコップの大きさは
先天的な要因があるかもしれませんが
穴の大きさや位置は自分次第ですよ。
このコップの穴が小さく
高い位置にある方の身体
つまり、
アレルギーが出やすい体内環境では
免疫が過剰に反応して
花粉を異物として認識し
症状として
くしゃみ・鼻水・涙が現れます。
これは花粉を体外に出すための
身体の「防衛本能」
花粉症に限らず
アレルギーの原因の免疫の過剰反応は
免疫システムのバグなのです。
実はこの免疫システムのバグが
妊娠にも影響する可能性があると
考えられています。
妊娠はとは
排卵された卵子が精子と受精し
100%自分ではなくなった受精卵が
卵管内で分割しながら
子宮の中にたどり着き
子宮内膜にもぐり込み
着床して初めて成立します。
いわば「異物」である受精卵や胎児を
拒絶せずに受け入れることができるのは
「妊娠の免疫寛容」という
システムが働いているからです。
妊娠中は免疫が落ちるというのを
聞いたことはありませんか?
私はこれを知ったとき
自分の身体に備わった
自然のシステムに感動しました。
自分以外の遺伝子をも持つ「異物」を
免疫作用を抑制することで受け入れ
妊娠を維持させる、
命懸けで
自分以外の新しい生命を守ろうとする
女性の身体とは
なんて強く尊いのだろう!って。
花粉症もアレルギーも体質ですが
私が日頃から言う通り
体質は環境と習慣と選択で
いくらでも変わります。
穴の開いたコップ理論からも
それが少し理解できましたでしょうか。
また、免疫システムが
うまく働かなくなることは
着床や、その後の妊娠経過に影響し
不妊症や不育症のリスクになる
可能性があるということも。
ではその体質の変え方
すなわち、花粉症の根本治療とは
どうしたらよいのか!?
…まで書く予定だったのですが
長くなりすぎましたので
次のブログに書いているところ。
なので、
次回の更新を
楽しみにしてくださいね!
花粉症だからといって
春を諦めないで
変わることを決めていきましょう!
今日も最後まで読んでいただき
どうもありがとうございました。
ご自身にとっての今日が
より健やかでありますように♡
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