不妊治療⑥ 採卵結果とその後
こんにちは、ナツコ(@natsuko_n.yoga)です。今日もよろしくお願いいたします。
もぞもぞと下書きを保存したまま、また1ヶ月以上経ってしまいました。
娘が生まれる一瞬前までは人生100%自分の時間だったのが不思議です。
第一子妊活中や妊娠中で、もしこのブログを読んでくださっている方がいらっしゃったら
今の自分だけの時間を思い切り味わってほしいなと思います。
前回のブログで初めての採卵について書きました。
その翌日に受精確認の電話が来たので、今日はその後のお話を。
朝からそわそわしながら過ごし、予定通りお昼頃に培養士さんからお電話をいただきました。
結果から書いてしまいますが、採卵した5つとも受精確認はできませんでした。
ぽかん、と大きく穴が開いたような感覚がありました。
ショックとか落ち込むとか、そういった感情ではなく、膨らんだ気持ちが静かにしぼんでいくような。
そしてどこかで、やっぱりな。そんなに甘くないよね。って思ったのです。
原因は先生に聞いてもはっきり答えをいただくことはありませんでした。
卵子にも卵巣にも精子にも私達自身にも様々な要因があったのだと認識しているし、
逆に、受精に必要な条件のうちほんのわずかひとつ何かが満たなかった可能性もあるし、
「たまたま」そうであって、先生が断定しない理由も今ではなんとなくわかります。
風疹麻疹のワクチン接種後、移植できるようになるまでにあと2周期分の猶予があったのでこの後に2回採卵をしました。
1回目:採卵*5 受精*0
2回目:採卵*4 受精*1 凍結*1
3回目:採卵*5 受精*1(2) 凍結*2(うち一つは受精したかどうか不明)
他の方の体験ブログや他のクリニックの説明に10個以上の採卵・2つ以上の移植の記述がありますが、私の通っていたクリニックでは以前書いたように自然周期(低刺激)採卵法で行なっているので、採卵数5つでも決して少なくはありません。
ちなみに初回は凍結まで至らなかったので、その分の返金がありました。
(費用についてはまたどこかでまとめて書きたいと思います。)
1回目に何も残らなかった時によぎった「やっぱりな」っていう思考。
これは昔からの癖で、うまくいかなかったときに立ち直れないほど落ち込むことを恐れて
期待を抑制して、予め逃げ道を作り、言い訳を用意し、心を防衛しているのです。
何より勿体ないのは、自分に対して「うまくいくこと」を許していないこと。
昔教習所で教えてもらった「車は見ている方向に進んでいく」のと同じ。
人生も、見ている方向に進んでいくから、「うまくいかない」場合のことばかり考えていれば、物事は当然そっちに向かっていきます。
実は今でもまだそういう部分はあって、少しずつ克服中。
それともう一つ。
考えてみたら、立ち直れないほどの出来事なんて、今まであったのでしょうか。
あったとしても、その都度何とかして私は今ここに生きています。
失敗って何なのでしょうか。
受精卵獲得できないこと?妊娠できないこと?一生子供に恵まれないこと?
今、子供が生まれて思うのは、あの夫婦2人での生活がどんなに貴重な時間で、かけがえのないものだったかということ。
全ての時間で自分の為だけに注力できるとは、どんなに素晴らしい事だったかということ。
とは言っても、それも今だからわかることかもしれないし、渦中では受け入れられなかったのも正直なところ。
成功も失敗も曖昧なものです。
たくさんの選択肢のある中で、いつも自分に喜びを選択していきたいですね。
30分程の無料のお話セッションを始めました。
今の妊活に迷いがあったり、一度諦めた不妊治療に納得していなかったり、
もし報いきれない感情が引っかかっているなら、一緒に糸口を探しましょう。
お話しすることで解放してあげてください。
どうもありがとうございました:)
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