不妊治療⑤ 採卵周期1回目

こんにちは、ナツコ(@natsuko_n.yoga)です。今日もよろしくお願いします:)


散歩すると汗ばむくらい暖かくなってきて少しずつ活動的に。

私の心もようやく開いてきた感覚があります。

この流れを逃さずに進みたいと思います。


風疹麻疹のワクチン(接種は混合ワクチンのみ)から2か月間は移植できないとのことで、

その間に採卵をすることにしました。

受精が確認できれば凍結杯として保存し、移植を待つことになります。


ちなみに、私が通ったクリニックでは自然周期(低刺激)採卵法を行なっていました。

月経の3日目くらいからクロミッドという排卵誘発のホルモン剤を飲み始め、

約1週間後に卵胞と内膜の状態を確認し、問題なければ採卵日が決まります。


という流れで順調に採卵当日。

朝、他の外来が始まる前に血液検査と超音波を終えてそれぞれ控室に移動します。

夫は持ち込みでも良かったのですが、最初だし不安だし、なんとなく一緒に行ってもらいました。

(その後あと2回採卵しているんですが、計3回とも同伴してもらいました。)

その日は特に混んでいて、控室5部屋に対して6名が待機。私は最後の6番目でした。

万が一でも採卵前に排卵してしまうことのないように、順番は卵子の状態で決まります。


血圧を測定し、指定の着衣に着替えて待機。

リクライニングチェアのある通常の控室が満室の為、ベッドのある部屋で待っていたのですが、このときの待ち時間の長いこと。

リラックスグッズ持参すればよかったと思いながら、ドアの向こうの夫とずっとラインしていました。


1時間以上は経ったでしょうか、ようやく名前を呼ばれて奥の部屋へ。

麻酔はありません。とにかく痛かった記憶しかありません。造影検査と同じような、生理痛の延長のような。

痛みの向こうで、先生や看護師さんが暗号のような言葉でやり取りしていて、時間の感覚もなく、ひたすら長い長い時間我慢していたようにも感じました。


終わった後は力が抜けてしまって歩くのがやっとで、数メートル先のさっきの控室が遠く感じました。

看護師さんに支えてもらって移動し、ベッドに横になったとたんに涙が溢れました。


どうして、こんな痛い思いをしなければならないのだろう。


数分後、ドアの向こうで夫が呼ばれる声が聞こえました。

少しだけ眠ったかもしれません。


30分程して、看護師さんがビスケットと飴を持って様子を見に来てくれました。

そのあとすぐに先生が来て、今回5つ採卵できたことを報告してくれました。


また少し休んでから着替えを済ませ、夫と合流し、内診と今後の説明。

顕微授精をするかどうかの確認があって、今回はしないことにしました。

その後、今度は別室で培養士からの説明。

受精確認は翌日に、凍結確認はまたその数日後に、電話でお知らせを受けることになります。


クリニックには朝8時頃に来て、支払いまで済ませた頃にはすっかりお昼を過ぎていました。

とてもお腹が空いていて、2人でとんかつを食べました。

夫はそのあと仕事へ向かい、私は休みだったのでぼんやり過ごしました。

痛みこそ治まっていましたが、なんとなくうわの空で。

その日の出来事が本当に自分たちの人生に必要なことだったのか、どこか半信半疑で。


この辺は経緯を書くだけで結構ボリューミーになってしまいますね。

あの時感じたことを今ここで残さず反芻することで報いてるような気がします。

妊娠できたから終わり、ではなくて、過去の行ない、感情、すべて通過して今があることに感謝したいと思っています。


30分程の無料のお話セッションを始めました。

今の妊活に迷いがあったり、一度諦めた不妊治療に納得していなかったり、

もし報いきれない感情が引っかかっているなら、一緒に糸口を探しましょう。

お話しすることで解放してあげてください。


どうもありがとうございました:)

N.yoga

return to your Natural, take a Neutral, be here Now, find New me, 心と身体の信頼関係を築き、日常に活きる サスティナブルなヨガをお伝えします。

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